「こんなに素晴らしい商品なのに、なぜ伝わりらないんだ!」 「高いお金を払って綺麗なウェブサイトを作ったのに、問い合わせが一件も来ない…」
その叫び、痛いほど分かります。
こんにちは。戦略的Webプロデューサーの伊藤慎一です。
あなたは、自社の製品やサービスに、誰にも負けない「想い」と「こだわり」を持っておられるはずです。
しかし、いざそれをWebサイトや広告の言葉にしようとすると、途端に、ありきたりで、生命のない、ただの「説明文」になってしまう。
「自分の中から出てくる言葉は、どうしてこうも魂がこもらないんだろう…」 「このままでは、製品の良し悪しではなく、単に『伝える才能』がないという理由だけで、この事業が失敗に終わってしまうのではないか…」
そんな「不都合な真実」に、一人で苦しんでいませんか?
もしそうなら、今回の記事は、あなたのためのものです。 この記事を読めば、なぜあなたの「想い」が伝わらないのか、その根本的な原因と、その「想い」を「売れる言葉」に変えるための具体的な第一歩がわかります。
ある小さな英会話教室の「失敗」
少しだけ、ある「大人向けの、小さな英会話教室」の話をさせてください 。 彼らが最初に掲げていたコンセプトは、こうでした。
Before: 「一人ひとりに合わせた、丁寧なレッスンを提供する、大人のための英会話教室」
…どう思いますか? 論理的には、何も間違っていません 。誠実で、分かりやすい説明です 。 しかし、あなたの心は、1ミリでも動いたでしょうか?
おそらく、答えは「No」でしょう。 なぜなら、これは他の「良い英会話教室」なら誰でも言える言葉であり 、「なぜ、他ではなく、あなたの教室でなければならないのか」という、心を揺zさぶる「物語」が存在しないからです 。
これは、まさにあなたのWebサイトが「魂のない説明文」になってしまっている状態と同じです。
あなたの「想い」が「説明文」になる、たった一つの理由
なぜ、このようなことが起こるのでしょうか? 才能がないから? デザインが古いから? 広告費が足りないから?
違います。
【診断名】『根っこ』なき想いの空回り
私は、この症状を【診断名:『根っこ』なき想いの空回り】と呼んでいます。
これが起こり続ける理由は、ただ一つ。 あなたのビジネスの根幹となる「コンセプト」が、言語化されていないからです。
「想い」と「コンセプト」は決定的に違う
「伊藤さん、コンセプトならウチにもある。『想い』のことだろう?」 そう思われるかもしれません。ですが、「想い」と「コンセプト」は全く違います。
社長であるあなたの「想い」は、100%本物です。 しかし、その熱い想い(Why:なぜやるのか)を、お客様の心に響く言葉(What/How:何をどう解決するのか)へと「翻訳」する工程が、ごっそり抜け落ちているのです。
お客様が本当に知りたいのは、製品のスペックや、あなたの情熱そのものではありません。 お客様が本当に知りたいのは、「自分のどんな『深い悩み(インサイト)』を、この商品は解決してくれるのか?」という、たった一つの答えです。
その「インサイト」に応える、唯一無二の約束。 それこそが「コンセプト」です。
(※「コンセプト」の定義については、
こちらの記事『その「コンセプト」、額縁に飾るだけで満足ですか?未来の売上と右腕を連れてくる「最強の武器」にする方法』でも詳しく解説しています)
この「コンセプト」という「根っこ」が未定義のまま、いくら「想い」だけを語ろうとしても、言葉は宙を舞い、空回りし、最後はありきたりな「説明文」として、地面にポトリと落ちるのです。
私も「根っこ」を失い、数百万円をドブに捨てた
偉そうに語っていますが、これは全て、私自身が通ってきた道です。
私のキャリアの原点は、製造業の品質管理です。「これだけ良いモノを作ったのだから、必ず売れるはずだ」と信じて独立しました。 …しかし、現実は非情でした。 「良いモノを作れば、自然と売れる」というのは、まさに「職人肌の経営者」特有の、甘い幻想だったのです。
そこから私は数百万を投じ 、Web制作、動画、広告、あらゆる「枝葉」のテクニックを学びました。スクールでは「優秀な生徒」でした。 それでも、自分の商品は、全く売れませんでした。
血の滲むような思いで気づいたこと。 それは、売れない原因はデザインやテクニックといった「枝葉」ではなく、「コンセプト」という「根っこ」が腐っていることだったのです 。
どうすれば「売れる根っこ」は見つかるのか?
この「根っこ(コンセプト)」を発見するために、私はクライアント様と必ず「コンセプト発掘セッション」を行います。
これは、単なるヒアリングではありません。 私が考古学者のように、社長自身の口から、ビジネスの魂を掘り起こす、2時間の真剣勝負です 。
そして、このセッションが成功するかどうかは、たった一つの「処方箋」にかかっています。
処方箋:『自己開示の覚悟』を持つこと
【処方箋:『自己開示の覚悟』を持つこと】
このセッションは、社長のビジネスの「魂」を発掘する場です。 取り繕った言葉や、「こう言っておけばウケが良いだろう」という「正解」を探す姿勢では、本当の宝にはたどり着けません。
なぜ「弱さ」を見せる覚悟が必要なのか?
「なぜ、わざわざ弱みを見せないといけないんだ?」そう思われるかもしれません。
理由はシンプルです。 お客様は、あなたの「完璧な正論」や「立派な機能一覧」ではなく、あなたの「人間臭い本音」や「失敗から生まれた哲学」に共感するからです。
日々の忙しさの中で埋もれてしまった、ご自身の弱さ。 創業時の、もどかしかった経験。 「本当は、競合のあの部分が羨ましい」といった嫉妬や焦り。 誰にも言えない、密かな悩み。
それらをありのままに、正直に話していただく「覚悟」。 それこそが、顧客の心の叫びである「インサイト」を発見し、他社が真似できない「あなたの物語」を紡ぎ出す、唯一の鍵なのです。
あの英会話教室で、具体的に何が起こったのか?
先ほどの英会話教室の事例に戻りましょう 。 私は、先生に「正解」を求めませんでした。 代わりに、この「処方箋」を必要とする、たった一つの「魔法の問いかけ」をしました。
魔法の問いかけ:「たった一人の顧客」は誰ですか?
私:「先生が、もし、他の全ての生徒さんから月謝をいただけなくなっても、『この人のためだけに、この教室を続けたい』と願う、たった一人の生徒さんがいるとしたら、その方はどんな方ですか?」
この問いが、先生の「自己開示」のスイッチを押しました。 先生は、取り繕うのをやめ、一人の生徒さんの顔を思い浮かべて、正直に語り始めました。
先生:「…いつも教室の隅で、少し恥ずかしそうに、でも一番熱心にメモを取っている、40代の会社員、田中さんかな。」 先生:「彼は…なかなか自信が持てないみたいで、自分から外国人の先生に話しかけることが、ほとんどできないんです。」
これが「インサイト」の入り口です。
核心を突く:「その人」の「不都合な真実」は何か?
私はさらに、彼の「不都合な真実」を掘り下げました。
私:「その田中さんは、夜、一人で晩酌をしながら、どんな『不都合な真実』に、苦しんでいるんでしょうか?」
先生の「自己開示(=田中さんへの深い共感)」は、核心を突きました。
先生:「それはきっと… 『学生時代、もっとちゃんと勉強しておけばよかった』という、過去への後悔でしょうね。」 先生:「会社では、後輩が流暢な英語で活躍している。…今さら自分には無理だと、心のどこかで諦めてしまっている。」
先生:「『英語ができない』という、たった一つのコンプレックスが、自分の可能性に蓋をしてしまっている…そのもどかしさと、一人で戦っているんだと思います。」
…見つかりました。
この教室が戦うべき「本当の敵」です。 それは、「英語が話せない」という表面的なスキル不足ではありませんでした 。
本当の敵は、お客様の心の奥底に巣食う、「過去への後悔」であり、「未来への諦め」、すなわち『コンプレックス』そのものだったのです 。
「説明文」が「物語」に変わった瞬間
この、先生の「自己開示の覚悟」によって発見された「根っこ(インサイト)」があったからこそ、あの魂のない「説明文」は、心を揺さぶる「物語」へと劇的に生まれ変わりました。
After: 「『英語ができない』というコンプレックスを、『人生の可能性を拓く』自信へと変える、大人のための再挑戦の舞台」
もう、これは単なる「教室」ではありません 。 スキルを売るのではなく、「人生の逆転劇」という未来を約束する 、神聖な「舞台」へと昇華されたのです 。
今日から、あなたにできる「根っこ」の見つけ方
この「自己開示の覚悟」は、あなたにも応用できます。 もし今、あなたがご自身のWebサイトの「説明文」を眺めながら、「何かが違う…」と悩んでいるなら、次の2つのステップを試してみてください。
ステップ1:あなたの「たった一人(田中さん)」は誰か?
まず、パソコンを閉じて、テクニック本を本棚に戻してください。 そして、静かな場所で、ご自身にこう問いかけてください。
「もし、他の全ての顧客を失ったとしても、『この人だけは、絶対に救いたい』と思える、たった一人の顧客は誰だろうか?」
その人の顔、年齢、職業、性格を、ありありと思い浮かべてください。
ステップ2:その人の「不都合な真実」は何か?
次に、その人が、夜、一人でため息をついている姿を想像してください。 その人が見て見ぬふりをしている「不都合な真実」は何ですか? その人が密かに抱えている「コンプレックス」は何ですか?
(例1:BtoB向けシステム開発なら) 「『うちの業務は特殊だから』と言い訳して、非効率なExcel作業から抜け出せない。本当は、自分が新しいシステムを学ぶのが怖いだけなのではないか…」
(例2:職人肌の経営者(私自身)なら) 「自分には、経営者として、マーケティングの『才能』が、根本的に欠けているのではないか…」
あなたにしか分からない、あなたの顧客の「心の叫び(インサイト)」を、取り繕わずに、正直に、書き出してみてください。
「想い」は、「翻訳」されて、初めて「価値」になる
あなたの「想い」は、ダイヤモンドの原石です。 しかし、原石のままでは、その価値は誰にも伝わりません。
「コンセプト発掘」とは、その原石(=想い)を、お客様の「心の叫び(インサイト)」に合わせてカットし、磨き上げ、唯一無二の輝き(=売れる言葉)を与える作業です。
そのために必要なのが、テクニック(枝葉)ではなく、あなたの「自己開示の覚悟」という「根っこ」なのです。
この記事では、その「覚悟」が、いかにして英会話教室のコンセプトを「人生の逆転劇の舞台」 へと変えたか、そのプロセスをお見せしました。
しかし、この記事で簡単にお話しした、私自身の「製造業で独立し、見事に失敗した」という物語…。 「良いモノを作ったのに、問い合わせが一件も来ない」という、あの沈黙 。 「才能がないのか」と、自分を呪ったあの日々 。
この「不都合な真実」は、まさに今、あなたが直面している「悪夢」そのものではないでしょうか。
この、私たち職人気質の経営者だけを狙い撃ちにする、根深い『罠』の正体と、 なぜ私が「数百万の自己投資」と「血の滲むような失敗」 の末に、 「根っこ(コンセプト)」こそが唯一の答えだと気づいたのか…
そのすべてを、私の口から「物語」として、より詳しくお話しする動画をご用意しました 。
これは、単なるお勉強動画ではありません。
動画の最後では、あなたの「覚悟」が決まったことを証明してくれた経営者のために、特別なご案内をしています 。 それは、私が普段10万円の価値で提供している「個別Web戦略会議」へ、毎月3社様限定で無料ご招待するという約束です 。
これは売り込みの場ではなく、たとえ私とご契約いただかなくとも、あなたが「明日から何をすべきか」という具体的な次の一手を必ず持ち帰れる、60分間の真剣勝負です 。
あなたの「想い」を、魂のない「説明文」で終わらせないでください。 あなたの傑作が、かつての私のように、誰にも知られずにインターネットの片隅で消えていく結末 を、私は見たくありません。
下のリンクから動画をご覧いただき、あなたの「根っこ」を発掘する、その第一歩を踏み出す席を確保してください。


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