「これだけこだわって作ったのだから、必ず良さは伝わるはずだ」。
かつての僕が、そう信じ込んでいたように、あなたも心のどこかで、そう思っていませんか?
高いお金を払って、プロに綺麗なウェブサイトや動画を作ってもらった。見た目は、たしかに素晴らしい。でも、なぜか問い合わせの電話は一本も鳴らない…。
まるで、魂のこもらない、ただの「説明文」を眺めているような感覚。このままでは、製品の良し悪しではなく、単に「伝える才能」がないという理由だけで、この事業が失敗に終わってしまうのではないか。
…大丈夫です。それは、あなたの「才能」の問題ではありません。実は、ほとんどの経営者と制作会社が、致命的な「間違い」を犯しているだけなのです。
自信作が「総スカン」を食らった、あの会議室の冷たい空気
あれは、僕がまだ「良いモノを作れば売れる」という幻想の中にいた頃の話です。
あるクライアントのために、最新の機材を投入し、完璧な映像美を誇る製品紹介動画を制作しました。我ながら惚れ惚れする出来で、自信満々でクライアントの経営陣にプレゼンしたんです。
しかし、試写が終わった瞬間、会議室は重い沈黙に包まれました。
そして、社長が放った一言が、僕の胸に突き刺さったんです。
「…で、これ、誰の心に響くの?」
その動画は、製品の「機能」や「スペック」を、ただ美しく説明しているだけでした。そこには、お客様が夜も眠れないほど悩んでいる「痛み」への共感も、この製品がもたらす「輝かしい未来」への希望も、一切描かれていなかったのです。
血の気が引くのを感じました。僕が作ったのは、心を動かす「物語」ではなく、誰も読まない「分厚い説明書」だったのです。この壮絶な失敗が、僕に全てを教えてくれました。視聴者の共感を生まない動画は、そこに存在しないのと同じなのだ、と。
▶︎ この「壮絶な失敗」には、実はまだ続きがあります。
この後、数百万もの自己投資をしてWEBマーケティングスクールの「優等生」になったにも関わらず、なぜ僕が全く売れなかったのか? その“血の滲むような思い”の中で僕がたどり着いた「たった一つの真実」について、こちらの動画セミナーで、私の口から直接お話ししています。
根本原因を今すぐ知りたい方は、まずはこちらをご覧ください。
[動画セミナー:なぜ、テンプレート通りのマーケティングは失敗するのか?]
なぜ、スペックを並べただけの「説明書」では、人の心は1ミリも動かないのか?
あなたのような誠実な経営者ほど、「うちの製品の良さを、すべて正確に伝えたい」と考え、機能やスペックを丁寧に説明しようとします。その気持ち、痛いほど分かります。
しかし、残念ながら、人は「情報」や「理屈」では心を動かしません。
考えてみてください。あなたが心を揺さぶられた映画は、登場人物のスペック一覧表を見て感動したでしょうか?違いますよね。その主人公がどんな困難に立ち向かい、傷つき、そして乗り越えていくかという「物語」に、自分を重ね合わせて共感したはずです。
これは、ビジネスでも全く同じです。
スペックは「納得」させるが、物語は「信頼」させる 機能や性能は、お客様を「なるほど」と納得させることはできます。
しかし、それだけでは「あなたから買いたい」という決め手にはなりません。なぜなら、競合も同じようなスペックを提示してくるからです。
一方で、あなたの「想い」や、お客様の課題解決を描いた「物語」は、スペックの比較という土俵からあなたを救い出し、「この人から買いたい」という感情的な繋がりと、揺るぎない信頼を構築します。
こだわり抜いた製品を持つ、あなたのような職人気質の経営者こそが、最高の物語の語り部になれるのです。
「最強の営業マン」をWeb上に構築する、物語設計の3ステップ
では、どうすれば、あなたの「想い」を、お客様の心に届く「物語」に翻訳できるのでしょうか?
もう、マーケティングの「才能」がないなんて、自分を責めるのはやめにしましょう。これはセンスではなく、明確な「戦略」と「設計図」の話です。ここでは、その核心となる3つのステップをお伝えします。
ステップ1:あなたの顧客が戦う「悪役」は誰か?を定義する
物語には、必ず倒すべき「悪役」がいます。あなたの顧客が本当に戦っているものは何でしょう?
それは「業務の非効率」といった表面的な問題ではありません。その奥にある、感情的な「痛み」こそが悪役の正体です。
例えば、僕がご支援してきた経営者の方々は、こういった”悪役”と戦っていました。
- 表面的な問題: Webサイトから問い合わせが来ない。
- 悪役(本質的な痛み): 「こだわり抜いて作ったこの製品の価値が、誰にも理解されないまま埋まれてしまうのではないか」という恐怖。「伝える才能がないせいで、事業が失敗するかもしれない」という焦り。
動画の冒頭で、この「悪役」の存在を突きつけ、「あなたのその痛み、分かりますよ」と寄り添うこと。すべては、そこから始まります。
ステップ2:感情のジェットコースターを生み出す「PASOの法則」
ただ問題点を指摘するだけでは、人は動きません。ダイレクトマーケティングの世界で実証されてきた、心を鷲掴みにする文章フレームワーク「PASO(パソ)の法則」を使いましょう。
- Problem(問題): まず、顧客が抱える問題を具体的に提示し、共感を示します。「いくら良いモノを作っても、それを伝える『言葉』を、自分は持っていないのかもしれない…そう、一人で悩んでいませんか?」
- Agitation(煽り): その問題を放置した場合の、最悪の未来を描きます。「このままでは、本当に価値あるあなたの製品が、ただ『伝え方』がうまいだけの競合に、お客様を奪われ続けることになります。」
- Solution(解決策):ここで初めて、あなたの製品を「光」として提示します。「しかし、もし…。あなたの『想い』と製品の『本当の価値』を、寸分違わず顧客に翻訳してくれる『最強の営業マン』をWeb上に構築できるとしたら?」
- Offer(提案):最後に、具体的な行動を明確に促します。
この流れに沿って台本を構成するだけで、動画は単なる説明から、視聴者を釘付けにする「体験」へと変わるのです。
ステップ3:難しい言葉を捨て、「魂の言葉」で語る
専門用語、業界用語、横文字のマーケティング用語…。これらは、お客様の心を閉ざす「壁」になります。
台本を書くときは、近所の子供に「ねえ、おじさんの仕事って、どんなにすごいことをしてるか教えてあげる!」と語りかけるつもりで、シンプルで、情熱的な言葉を選んでください。
- 悪い例: 「弊社の革新的なテクノロジーは、貴社の業務プロセスを最適化し、ROIの最大化に貢献します。」
- 良い例: 「僕たちは、ただ『楽になる』道具を作りたいんじゃないんです。この仕事に関わる全員が、月末に『今月も最高だったな!』って、心から笑える。そんな未来を作るために、この製品に魂を込めています。」
あなたの口から自然とこぼれ出る、その「魂の言葉」こそが、どんな美辞麗句よりもパワフルな武器になります。
あなたの「物語」を発見する、次の一歩
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
成果の出ないウェブサイトや動画の問題は、デザイン(枝葉)ではなく、その手前にあるコンセプトや物語(根っこ)にある、ということをお伝えしてきました。
あなたが次に向き合うべきは、「どうすればもっと綺麗な動画を作れるか?」ではありません。
「お客様の、どんな心の叫び(インサイト)に応えるために、自分たちは存在するのか?」
この問いです。
そして、この記事でお話しした哲学を、より具体的に、あなたのビジネスに落とし込むための「決定的な一手」を、特別な動画セミナーとしてご用意しました。
▼【視聴者限定特典あり】無料動画セミナーで、あなたのビジネスの「根っこ」を掘り起こす
この動画セミナーでは、ブログでは語りきれなかった、以下の内容を詳しく解説しています。
- 私の生々しい失敗談のすべて:なぜ、WEBマーケティングスクールの「優等生」だった私が、全く商品を売れなかったのか? その“根っこ”が腐っていた本当の理由。
- ビジネスの魂を結晶させる「3つの魔法の問いかけ」:お客様自身も気づいていない「インサイト」を掘り起こし、 あなただけの「売れるコンセプト」を発見する具体的な対話術を、実例を交えて公開します。
- 視聴者限定のご案内:動画の最後には、ご自身のビジネスと真剣に向き合う、決断力のある経営者のために、毎月3社様限定【無料の個別Web戦略会議】への特別なご案内もございます。
あなたの素晴らしい「想い」が、それを本当に必要としているお客様に届く、その第一歩を、私とご一緒できることを心より楽しみにしております。
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